Evernoteを3つのタグだけで使うようにして、挫折を克服したお話

ライフハック

iPhoneを持ったらEvernoteを颯爽と使いこなさなければならない。
そう考えていた時期が僕にもありました。
そして当然の如く訪れた挫折。Evernoteを乗りこなせていないというストレス。

 

変に肩肘張るのをやめて、3つの用途と2つの連携アプリだけで使うようになってから気が楽になりました。

考えよう。Evernoteに何があるべきなのかを。

 

【第二の脳】
このキーワードに囚われすぎていたなぁと思います。

 

「そうか、Evernoteに全てを集約するんだ!」

 

こう考えたが最後、僕のタグはどんどん細分化され煩雑になり、やがて消すべきもの・残すべきものの区別もできなくなっていきました。
開く度に雑然としたノートを見るのが嫌になり、僕のiPhoneのホーム画面から緑のゾウさんは右へ右へと遠のいて行きました。

タグを考えなおす

「Evernote起点で考えてはいけない。使う場面がないなら、必要がないって事だ。」

 

思考を巡らせた結果、まず前提を決めました。

 

  • 大前提:iPhoneからのみインプットする

 

一日のスキマ時間、ほぼ確実にiPhoneが手の中にあります。
このスキマに思った事、記録したい事のみをEvernoteへ託す事が一番自分に合っていると思いました。

 

そして、託す事は3つのタグに絞りました。

 

  1. Todo:やらないといけないこと
  2. メモリー:覚えておきたいこと、思いついたこと
  3. Webクリップ:保存しておきたい、読んだWebページ

 

全ては手を伸ばせばiPhoneがある場面で起こること。
やるべきタスクが生じたらTodoへ、良い事を考えたり聞いたりしたらメモリーへ。
そしてWebを散歩していて保存したいページを発見したらWebクリップへ。

 

最小限で動機とタグを1:1で対応させる事を意識しました。

インプットを効率化する

「Evernoteは多くのサービスと連携する」

 

一度は怖くて逃げ出したこの概念に、最小限に簡素化したタグを盾に向きあう事にしました。
目的地と経路がシンプルなのだから、能動的に連携手法を選ぶことができる自分が居た気がします。

 

欲しかったのはたった2つ。
Todoとメモリーの入力を補助する機能。
そしてWebクリップを補助する機能。

 

  • テキスト入力アプリ:FastEver

 

FastEver 1.9.3(¥170)App
カテゴリ: 仕事効率化, ユーティリティ
販売元: rakko entertainment – rakko entertainment(サイズ: 2.6 MB)
全てのバージョンの評価: (1,083件の評価)

 

テキスト入力に特化したEvernote連携。
「書くEvernote」として役割を固定しました。
起動が早いので、特に思いついた事を書き残す場面で活躍してくれています。

 

  • Webクリップアプリ:EverWebClipper

 

EverWebClipper for Evernote 1.2.1(¥170)App
カテゴリ: 仕事効率化
販売元: Toc – Shingo Tokubuchi(サイズ: 1.3 MB)
全てのバージョンの評価: (34件の評価)

 

iPhoneのブラウザで見ているWebページをクリップしてEvernoteへ連携。
Webクリップだけするアプリです。でも僕にはそれで充分です。
Safariのブックマークレットに登録して、残したいページで起動したら勝手にクリップしてくれます。
わざわざSafariを一旦離れる必要もない所が一番気に入りました。

本家Evernoteは見て、消すだけ

 

Evernote 4.1.7(無料)App
カテゴリ: 仕事効率化, ユーティリティ
販売元: Evernote – Evernote(サイズ: 13.4 MB)
全てのバージョンの評価: (21,962件の評価)
+ iPhone/iPadの両方に対応

 

インプットを2つの連携アプリに担わせる事で、本家の緑のゾウさんは見に行くだけの場所になりました。
手を入れるのも、Todoやメモリーの済んだものを消すくらい。
これが僕の、Evernote本家アプリとの付き合い方の結論です。

僕のEvernoteのまとめ

3つのタグを軸にまとめると下記のようになります。
自分にとっての必要最小限でEvernoteに向きあうお話でした。

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