Googleページランクアルゴリズムを人事評価に応用するサイバーエージェントのレポートがすごい件

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サイバーエージェント社所属のエンジニアが研究レポートを発表する「テックレポート」。
そこで発表された、Googleページランクアルゴリズムを人事考課に応用する研究が話題になっています。

全ての人材にスポットライトを。リンクスコアの概念を人事評価に応用する研究

PageRankアルゴリズムを使った人事評価についての実験 | 株式会社サイバーエージェント

Via CyberAgent テックレポート

全貌は既に話題沸騰になりつつある上記ソースにてご覧頂ければ幸いです。
僕は僕で、PageRankとは何なのか。それを人事評価に応用するということはどういうことなのかという視点で述べていきたいと思います。

ページランクって何?

GooglePageRankとは、例えばこのブログ記事も含めたGoogleが認識する全てのWeb上のページに付与される「格」のようなものです。
ものすごくざっくり言って、そのページ、そのサイトの「すごさ」を表すものと思って頂ければ良いと思います。

ページランクの決まり方

で、そのランクの決定方法。
詳細はGoogleのみぞ知るところですが、一部公開されている情報から「リンク」が重要な判定基準になっている事が知られています。

リンクが判定基準とはつまり、「どんなサイトからリンクされているか」「どれだけ多くのサイトからリンクされているか」という質と量の側面があります。
これらを判定基準に従って処理することで、現在では-(判定待ち)と0〜10の全部で12種類のいずれかが付与されることになっています。

ページランクは変動する

ページランクというものは一定期間ごとに最新のランクにアップデートされるのです。
当ブログマイキュレーションで言えば、最高値は3、2013年11月現在では2に下がってしまっています(苦笑)

でも人事評価との共通点で僕が面白いと思った点はこの点でもあります。
皆さんの会社での半期毎の評価も上がったり下がったりしますよね?

ページランクを応用した人事評価の考え方って?

さて、ようやく今回の話題です。
ざっくりとお話したこのページランクの概念、とりわけ「リンク」の要素を人事評価に応用するというもの。

レポートを読む限り、任意のチーム内でひとりずつに持ちポイントを付与し、それを誰に渡すかを決める形で振り分けていくようです。

「僕はXX君に3ポイントの評価を渡します。」

この宣言が、Webページでいうところの「リンク」にあたるわけですね。

取り組みの背景

執筆者の渡邉さんは大枠で下記のような課題をあげていらっしゃいました。

  • 評価プロセスの透明性の追求
  • 評価ポイントの属人化の排除
  • 組織・チームとのベクトル差異の確認

これらを解決するため、そして従来評価されにくかったポイントが評価されるようにという期待が込められています。

画期的だと思うポイント

詳細な計算式はとても解説できませんが、ポイントを渡す人毎にポイントの強さが変わるのです。
これは、前述のページランクの決まり方で述べたとおり、リンクの「質」を見る特徴を組み込んでいるためです。

またまたものすごくざっくり言うと下記のような感じです。

  • 1.非常に多くの人から評価されているA君から1ポイントを渡されたB君
  • 2.ほとんど評価されていない人3人から3ポイントずつもらったC君

この前提があったとして、最終的なランクはB君の方が上になるという結果が出るかもしれない算出式になっているという話です。

当然、表現方法でこれはネガティブにもポジティブにもなります。
「結局、力ある奴に見出された者勝ちなんじゃないか」という解釈もあるでしょう。

しかしながら、「たった1人がちゃんとがんばりを見ていたからこそ、彼が改めて評価された」という可能性も生む事ができる仕組みなわけです。

ページランク人事評価、実用化されたらもっと面白いことになりそうですね。


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